2020年版ではⅡ.家族性大腸腺腫症は,概要,診断,随伴病変,サーベイランスと治療,家族への対応,の5項目,Ⅲ.リンチ症候群は,概要,診断,治療,術後のサーベイランス,リンチ症候群であることが確定していない大腸癌への対応,遺伝カウンセリングと家族への対応,の6項目で構成されていたが,2024年版ではⅡ.家族性大腸腺腫症,Ⅲ.リンチ症候群ともに,概要,診断,治療とサーベイランス,家族への対応の4項目を基本として統一して構成されている。
以下に示した点に,文章の変更やUpdateが行われている。