生活習慣の欧米化にともない我が国の大腸癌患者数は増加の一途をたどっています。もしも大腸癌にかかった場合、まず正しい情報を得て、正しい治療法を選択することが、癌克服の一歩となります。私ども大腸癌研究会は「大腸癌に関する研究を行い、その診断ならびに治療の進歩を図ること」を目的として、1973年に設立されました。その後、大腸癌取扱い規約を作成し、専門施設のデータを集積することにより、大腸癌の病態を明らかにし、治療法の改善と成績の向上に寄与してきました。これらの努力により、日本の大腸癌の診断・治療は現在世界のトップレベルに達しています。一方で、近年抗癌剤治療など様々な治療法の進歩が著しく、患者さん・ご家族にとっても、自分自身の治療を理解し、選択することがとても難しいものとなってきました。そこで大腸癌研究会では一般の方々を対象にした「大腸癌治療ガイドラインの解説書」を作成し、現代医学の観点から正しい情報・最新の情報を提供しております。当ホームページでの情報を通じて、患者さん・ご家族の一助になればと祈念しております。
患者さんのための大腸癌治療ガイドライン
「大腸癌治療ガイドライン」の一般の方向けの解説書です。
大腸がんとその標準的治療などについて、全28ページにまとめています。大腸癌研究会も後援する大腸がん啓発活動「ブルーリボンキャラバン」を主催する、認定NPO法人キャンサーネットジャパン制作。
大腸癌について知りたい人のために役に立つサイトなどをご紹介しています。
大腸癌研究会で行っているさまざまな臨床研究についてのお知らせです。
※その他の臨床研究や治験の情報は【リンク集】をご参照ください。
- 大腸癌研究会参加施設で大腸がんの治療を受けられた患者さんへ
「全国大腸癌登録事業」の概要について、ご説明しています。
- 「全国大腸癌登録事業」の詳しい内容、報告書はこちら
大腸癌研究会に参加している医療機関を地域別にお示ししています。