以下に,『大腸癌治療ガイドライン医師用2024年版』における,2022年版からの主な改訂点を示す。
※詳細は,本文の該当箇所を参照のこと。
※文献掲載は,項目ごとに掲載する方法に変更した。
※以下に示した点以外に,文献の変更やUpdateが行われている。
ページ | 改訂箇所 | 改訂内容の要旨 |
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2ページ | 本文1 | 統計データをupdateした。 |
3ページ | 本文4‒1) | 作成の経過をupdateした。 |
3ページ | 本文4‒3) | 記載方法をupdateした。「率と割合」に関する記載法を追記した。 |
6ページ | 本文5 | 文献検索法をupdateした。 |
7ページ | 本文10 | 利益相反をupdateした。 |
8ページ | 本文12 | ガイドライン委員会名簿をupdateした。 |
ページ | 改訂箇所 | 改訂内容の要旨 |
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12ページ | 本文 | 治療法に,Underwater EMR(UEMR)を追記した。 |
12ページ | 本文 | 「形態に関する情報」を「肉眼形態および発育進展分類であるLST分類に関する情報」に修正した。 |
13ページ | コメント④ | 記載表現を修正した。 |
13ページ | コメント④ | ESDに関する記載を追記した。 |
14ページ | コメント⑤ | 「ホットバイオプシー,焼灼など」を削除した。 |
13ページ | 注釈1 | コールドスネアポリペクトミーについて追記した。 |
13ページ | 注釈2 | EMRの説明文に,UEMRについて追記した。 |
ページ | 改訂箇所 | 改訂内容の要旨 |
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15ページ | 本文 | 腹腔鏡下手術の適応に関する留意点,単孔式手術に関する記載を追記した。 |
15ページ | 本文 | ロボット支援手術に関する記載を追記した。 |
16ページ | 本文 | 周術期薬物療法に関する記載を追記した。 |
16ページ | コメント〔切離腸管長〕② | 大腸癌研究会の多施設共同研究結果を追記した。 |
16ページ | コメント〔括約筋間直腸切除術〕 | システマティックレビューの結果の記載を削除した。 適応に関する留意点の記載を削除した。 |
17ページ | コメント〔TaTME〕 | TaTMEに関する記載を追記した。 |
ページ | 改訂箇所 | 改訂内容の要旨 |
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20ページ | サイドメモの内容 | 旧版の「『「奏効率」』と『奏効割合』,『生存率』と『生存割合』に関して」は総論の本文「4‒3)記載方法」の項目に移動の上,修正追記した。新たに「虫垂癌の治療方針」について掲載した。 |
ページ | 改訂箇所 | 改訂内容の要旨 |
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21ページ | 〔Stage Ⅳ大腸癌の治療方針〕 | Stage Ⅳ大腸癌の治療方針の図を改訂した。 |
21ページ | 本文 | 同時性遠隔転移の転移について「卵巣転移」の記述を追加した。 |
21ページ | コメント | コメント欄の冒頭に「4 血行性転移の治療方針」参照の記述を追記した。 |
22ページ | コメント⑤ | 「卵巣転移を伴う場合」を追加した。 |
22ページ | コメント⑨ | 遠隔転移巣切除後の補助療法についての記述を修正追記した。 |
ページ | 改訂箇所 | 改訂内容の要旨 |
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24ページ | 〔再発大腸癌の治療方針〕 | 再発大腸癌の治療方針の図を改訂した。 |
24ページ | 本文 | 動注化学療法と熱凝固療法に関する記述を修正追記した。 |
24ページ | 本文 | 肝転移切除の腹腔鏡下手術に関する記述を追記した。 |
24ページ | 本文 | 補助化学療法の具体的なレジメン記述を削除した。 |
25ページ | コメント〔リンパ節再発・腹膜再発〕④ | 腹膜播種に対する治療に関する記述を修正した。 |
25ページ | コメント〔リンパ節再発・腹膜再発〕⑤ | 卵巣転移に関する記述を追記した。 |
25ページ | コメント〔直腸癌局所再発〕③ | 全身薬物療法,化学放射線療法等に関する記述を修正した。 |
ページ | 改訂箇所 | 改訂内容の要旨 |
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27ページ | 本文 | 本文冒頭に「血行性転移臓器に関する記述」,「conversion therapyに関する記述」を追記した。 |
ページ | 改訂箇所 | 改訂内容の要旨 |
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27ページ | 本文 | 肝転移の治療に「定位放射線治療」を追記した。 |
28ページ | コメント〔肝切除〕④ | 術中造影超音波に関する記述を追記した。 |
28ページ | コメント〔肝切除〕⑧ | 肝転移と肝外転移に対する切除に関する記述を修正した。 |
29ページ | コメント〔切除以外の治療法〕② | 熱凝固療法に関する記述を追記した。 |
旧版コメント〔切除以外の治療法〕③④ | 旧版のコメント③④は削除した。 |
ページ | 改訂箇所 | 改訂内容の要旨 |
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29ページ | 本文 | 肝転移の治療に「定位放射線治療」を追記した。 |
29ページ | コメント〔肺切除〕② | 肺切除後の予後に関する記述を修正した。 |
旧版コメント〔肺切除〕③④ | 旧版のコメント③④は削除した。 | |
29ページ | コメント〔肺切除〕③ | リンパ節郭清に関する記述を修正した。 |
29ページ | コメント〔肺切除〕④ | 「制御可能」を「切除可能」に変更した。 |
30ページ | コメント〔肺切除〕⑦ | 予後不良因子に関する記述を追記した。 |
30ページ | コメント〔放射線療法〕 | 放射線療法に関する記述を追記した。 |
30ページ | コメント〔アブレーション療法〕 | アブレーション療法に関する記述を追記した。 |
ページ | 改訂箇所 | 改訂内容の要旨 |
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30ページ | 本文とコメント | 骨転移の治療方針に関する記述を追記した。 |
ページ | 改訂箇所 | 改訂内容の要旨 |
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31ページ | 本文 | 治療への考慮の一文に「高感受性の薬物がない現状では」を追記し,治療効果に関して補足の記述を追記した。 |
31ページ | コメント〔放射線療法〕⑤ | 旧版「転移の個数にかかわらず全脳照射が行われることが多く」の記述を削除した。 |
ページ | 改訂箇所 | 改訂内容の要旨 |
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37ページ | 本文 | shared decision making に関する記述を1)補助化学療法のコメントから移動した。 |
37ページ | 本文 | 大腸癌に対する適応が認められている薬剤の一覧を更新した。 |
ページ | 改訂箇所 | 改訂内容の要旨 |
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38ページ | 本文 | 適応の原則に,「Stage Ⅲ大腸癌には,術後補助化学療法が推奨される」,「周術期薬物療法実施前のバイオマーカー検査については,CQ9参照」を追記した。 |
38ページ | 補助化学療レジメン | 表付記の記載を削除した。 |
38ページ | コメント④ | 臨床試験の結果に関する記述を削除した。 |
38ページ | コメント⑤ | 臨床試験の結果に関する記述を追記した。 |
39ページ | コメント⑧ | 「MSI‒H」の記述を「MSI‒H/dMMR」に,「MSI検査」の記述を「ミスマッチ修復機能欠損(MSI/MMR‒IHC)検査」に変更した。 |
旧版コメント⑨ | 削除した。 |
ページ | 改訂箇所 | 改訂内容の要旨 |
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39ページ | 本文 | 「ランダム化比較試験」を引用文献に従い「ランダム化比較試験のメタアナリシス」に変更した。 |
40ページ | 本文 | 「MSI検査」を「MSI/MMR‒IHC検査」に変更した。 |
40ページ | 本文 | 適応に関して「~例」から「~の患者」に変更した。 |
40ページ | 本文 | Pembro,Nivo,Ipiの適応に関する記述を修正した。 |
40ページ | 本文 | PER,TRAの適応に関する記述を追記した。 |
41ページ | 一次治療の方針を決定する際のプロセス | 「MSI」を「MSI/MMR‒IHC」に,「non MSI‒H」を「non MSI‒H/dMMR」に修正した。注釈*1を追記した。 |
42ページ | アルゴリズム | すべての「FTD/TPI」の記述を「FTD/TPI+BEV」に修正した。 「MSI‒H陽性」を「MSI‒H/dMMR」に修正した。 HER2陽性に対する治療を追記した。 TMB‒Hに対する治療を追記した。 注釈「*」を改訂追記した。 |
43ページ | レジメン | 二次治療(C)にFTD/TPI+BEV,FTD/TPI,REG,PER+TRA を追記した。 三次治療にPER+TRAを追記した。 注釈部分は,追記した新規薬剤のレジメンのみの記載とした。 |
45ページ | コメント① | vulnerable 患者に対する治療について追記した。 |
旧版コメント②③ | 旧版のOX,IRI使用に際しての留意点を削除した。 | |
46ページ | コメント② | RAS遺伝子変異に関する記述を修正した。 |
46ページ | コメント③ | DNAミスマッチ修復機能欠損に関する記述を修正した。 |
46ページ | コメント④ | BRAFV600E遺伝子変異に関する記述を修正した。 |
47ページ | コメント⑤ | HER2陽性大腸癌に関する記述を追記した。 |
47ページ | コメント⑥ | TMB‒Hに関する記述を追記した。 |
47ページ | コメント⑦ | NTRK 融合遺伝子の治療に関する記述を修正した。 |
ページ | 改訂箇所 | 改訂内容の要旨 |
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54ページ | コメント①(1) | 旧版(1)(2)を合わせて掲載した。 |
54ページ | コメント①(2) | 旧版(3)(4)を合わせて掲載した。 |
54ページ | コメント①(3) | 旧版(5)(6)を合わせて掲載した。 |
55ページ | コメント①(5) | 旧版(8)(10)(11)を合わせて改訂したものを掲載した。 |
55ページ | コメント①(6) | Total Neoadjuvant Therapyに関する記述を追記した。 |
55ページ | コメント①(7) | 非手術的管理に関する記述を追記した。 |
旧版コメント①(9) | 術前および術後化学放射線療法の比較に関する記述をコメント②(4)に移動した。 | |
55ページ | コメント②(1) | 旧版(1)(2)を合わせて掲載した。 |
55ページ | コメント②(3)(4) | 旧版(4)(5)と術前および術後化学放射線療法の比較に関する記述を合わせて改訂したものを掲載した。 |
56ページ | コメント③ | 一部の表現を修正した。 |
56ページ | コメント④a.外部照射法〔治療計画〕 | 一部の表現を修正した。 鼠径リンパ節を含めた照射野設定に関する記述を追記した。 |
56ページ | コメント④b.術中照射法 | 一部の表現を修正した。 |
ページ | 改訂箇所 | 改訂内容の要旨 |
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57ページ | 本文 | 「標準体積には症状の原因となっている腫瘍を含める」の記述を削除した。 |
57ページ | 本文b.骨盤外病変 | (1)骨転移〔線量と分割法〕に関する記述を修正追記した。 |
57ページ | 本文b.骨盤外病変 | (2)肝転移,(3)肺転移に対する治療を追記した。 |
58ページ | 本文b.骨盤外病変 | (4)脳転移〔線量と分割法〕に関する記述を修正追記した。 |
58ページ | コメント① | 切除不能直腸癌局所再発に関する記述を追記した。 |
58ページ | コメント② | 冒頭に治療の目的を追記した。 |
58ページ | コメント② | 骨転移についての記述を削除した。 |
58ページ | コメント②(1) | 肝転移についての記述を追記した。 |
58ページ | コメント②(2) | 肺転移について,適応に関する記述を追記した。 |
ページ | 改訂箇所 | 改訂内容の要旨 |
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61ページ | コメント① | ガイドラインに関する記述の一部を修正した。 |
ページ | 改訂箇所 | 改訂内容の要旨 |
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64ページ | コメント② | 再発率,再発時期,再発臓器に関する統計データをupdateした。 |
65ページ | コメント③(4) | 「近年では」の記述を削除した。 |
65ページ | コメント③(7) | 「ランダム化比較試験においても,定期的なPET/CTの施行は切除可能な再発巣検出の増加に寄与しないことが示されており」の記述を追記した。 |
65ページ | コメント③(8),コメント⑦ | 「狭窄などのために,術前に全大腸を十分に検索できなかった場合は,術後6カ月以内に残存大腸の検査を行うことが望ましい」の記載場所を移動した。 |
66ページ | コメント⑦ | 推奨される大腸内視鏡検査間隔に関して,修正追記した。 |
ページ | 改訂箇所 | 改訂内容の要旨 |
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旧CQ2 | 削除した。 | |
旧CQ4 | 削除した。 | |
旧CQ7 | 削除した。 | |
旧CQ8 | 削除した。 | |
旧CQ9 | 分割してそれぞれCQ19とCQ20に掲載した。 | |
旧CQ10 | 削除した。 | |
旧CQ15,旧CQ16 | 統合してCQ6にまとめた。 | |
旧CQ20 | 削除した。 | |
旧CQ23 | 削除した。 | |
旧CQ26 | 切除不能直腸癌局所再発に対する放射線治療に関してCQ15に掲載し,切除不能進行直腸癌に対する化学放射線療法に関する記述は削除した。 | |
全体 | 各CQの委員による推奨度投票結果を掲載した。 | |
70ページ | CQ1 | ・「内視鏡的切除」を「内視鏡切除」に変更した。 ・内視鏡切除後の再発リスク因子に関する大腸癌研究会の多施設共同研究結果を掲載した。 ・海外の追加治療適応基準に関する記述を修正した。 ・図〔内視鏡切除後のpT1癌の治療方針〕を改訂した。 |
73ページ | CQ2 | ・「内視鏡的切除」を「内視鏡切除」に変更した。 ・内視鏡切除後のサーベイランスに関する海外および本邦の臨床研究結果を追記した。 ・内視鏡切除が,分割切除または水平断端陽性になった場合のサーベイランスに関する本邦と台湾での共同研究結果を追記した。 |
75ページ | CQ3 | 大腸癌に対するロボット支援手術に関する新規CQを追加した。 |
78ページ | CQ4 | ・推奨文②に「ステント留置を行う前に,薬物療法担当医を含む後方治療の担当医と十分に適応について検討する必要がある。」を追記した。 ・推奨文③に推奨度を掲載し,修正の上,適応に関する記述を追記した。 ・解説文を,推奨文①②③別の小項目に分けて記載する方法に変更した。 ・解説文②③に,それぞれ新たな臨床研究結果を追記するとともに治療にあたっての留意点を追記した。 |
81ページ | CQ5 | ・解説文において,推奨文①の推奨度選択の経緯の記述を削除した。 ・海外で行われている臨床研究の途中結果について追記した。 |
83ページ | CQ6 | ・図1〔再発リスクに応じた治療戦略〕を一部改訂した。 ・解説文に小項目を設けた。 ・<Stage Ⅲ結腸癌に対するoxaliplatin併用療法のエビデンス>において,SOX療法に関する記述を修正した。 ・<治療期間に関する検討>において,韓国からの臨床研究結果を追記した。 ・<総合的判断による治療レジメン決定>において,再発リスク因子とリスク別の治療効果に関する記述を追記した。 ・<直腸癌におけるエビデンス>において,新たな臨床研究の結果を追記し,一部を修正した。 |
87ページ | CQ7 | ・臨床研究(JFMC46‒1201)に関する記載情報をupdateした。 ・遺伝子プロファイル検査等の再発予測法に関する記載を削除した。 |
89ページ | CQ8 | ・年齢を「70歳以上」から「80歳以上」に変更した。 ・推奨文②のoxaliplatin併用療法の記述に推奨度を追加した。 ・対象者に80歳以上の高齢者が含まれている臨床データと研究結果を追記し,解説文全体を改訂した。 |
91ページ | CQ9 | 周術期薬物療法前のバイオマーカー検査に関する新規CQを追加した。 |
94ページ | CQ10 | ・側方郭清を省略できる症例の基準が明らかでないことに関して,解説文を一部修正追記した。 ・JCOG0212試験の長期追跡データに関して追記した。 ・大腸癌研究会の多施設共同研究結果の記述をupdateした。 |
97ページ | CQ11 | ・推奨文②の記述を修正した。 ・近年発表された海外からの複数の臨床研究結果を引用し,解説文の記述内容を整理,改訂した。 |
100ページ | CQ12 | 直腸癌に対するTotal Neoadjuvant Therapyに関する新規CQを追加した。 |
102ページ | CQ13 | 直腸癌術前治療後cCR症例に対するNon‒Operative Managementに関する新規CQを追加した。 |
105ページ | CQ14 | ・引用文献のupdateに伴い臨床データを修正した。 ・同時性遠隔転移を伴う局所再発症例に関する記述を追記した。 ・術前放射線治療や術前化学療法に関して,進行中の臨床研究について掲載した。 ・粒子線治療に関する記述を修正した。 |
108ページ | CQ15 | ・推奨文②を追記し,推奨度を掲載した。 ・旧CQ26の分割であるが,新たな臨床データを引用し記述内容を刷新した。 |
111ページ | CQ16 | ・推奨文にEOB ‒MRIと術中造影超音波について追記修正した。 ・DLMに関する新たな臨床データを引用し記述内容を刷新した。 |
113ページ | CQ17 | ・推奨文の「腹腔鏡下手術」を「低侵襲手術」に変更した。 ・推奨文①に腹腔鏡下肝切除に関する推奨文を掲載した。 ・推奨文②にロボット支援肝切除に関する推奨文を掲載した。 ・腹腔鏡下肝切除に関する解説文を,新たな臨床データと臨床研究結果を引用し刷新した。 ・解説文にロボット支援肝切除に関する記述を追記した。 |
115ページ | CQ18 | ・推奨文の「熱凝固療法の有効性を示す報告は少なく,局所再発のリスクが高いため,切除可能であれば,まず切除を考慮すべきである」の記述を削除した。 ・推奨文②を変更した。 ・解説文に,新たな臨床データと臨床研究結果を引用し,記述内容を刷新した。 |
118ページ | CQ19 | ・旧版CQ9①の推奨文を修正して掲載した。 ・切除可能肝転移の術前化学療法に関する新たな臨床データと臨床研究結果を引用し,記述内容を刷新した。 |
120ページ | CQ20 | ・旧版CQ9②の推奨文を掲載した。 ・肝転移の治療に関して,臨床研究における評価項目の取り扱いに関する留意点を追記した。 ・旧版CQ9の肝切後化学療法に関する解説文を,臨床研究の長期追跡データ等を追記し,修正の上,掲載した。 |
122ページ | CQ21 | 肺転移の周術期薬物療法に関する臨床研究結果を引用し,追記した。 |
124ページ | CQ22 | 大腸癌の卵巣転移に対する卵巣切除に関する新規CQを追加した。 |
125ページ | CQ23 | ・推奨文①「抗PD‒1抗体薬療法」を「pembrolizumab療法」に変更した。 ・推奨文②「抗PD‒1抗体薬療法,または抗PD‒1抗体薬+抗CTLA‒4抗体薬併用療法」を「pembrolizumab療法,nivolumab療法,またはnivolumab+ipilimumab療法」に変更した。 ・推奨文③TMB‒H,non MSI‒Hの切除不能大腸癌に対する治療を追記した。 ・免疫チェックポイント阻害剤の臨床研究結果に関する記載を整理し,修正した。 ・推奨文③に対応する解説を解説文内に追記した。 |
128ページ | CQ24 | ・推奨文中のレジメン記載順を変更した。 ・FTD/TPI+BEV療法に関する新たな臨床研究結果を引用し追記した。 ・リチャレンジ療法に関連する臨床研究結果を引用し追記した。 |
130ページ | CQ25 | 切除不能・進行大腸癌に対する導入薬物療法後の維持療法に関する新規CQを追加した。 |
133ページ | CQ26 | 包括的ゲノムプロファイリング検査に関する前版CQ24の記載情報を整理修正した。 |
134ページ | CQ27 | ・内視鏡サーベイランスのメタアナリシス結果を引用し,解説文を修正した。 ・重複がんを標的とするサーベイランスに関する解説文に,新たな文献情報を引用し修正を加えた。 |
137ページ | CQ28 | 肛門管扁平上皮癌に対する化学放射線療法に関する新規CQを追加した。 |
ページ | 改訂箇所 | 改訂内容の要旨 |
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141ページ | 大腸癌治療ガイドライン2024年版の外部評価 | 旧版の外部評価を削除し,大腸癌治療ガイドライン2024 年版の外部評価を追加した。 |
ページ | 改訂箇所 | 改訂内容の要旨 |
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147ページ | 表1 | 本ガイドラインにおける文献検索状況を更新した。 |
148ページ | 表3~6 | 大腸癌研究会・全国登録2008~2013年のデータを用いて,大腸癌取扱い規約第9版に準拠して表をupdateした。 |
150ページ | 表7~10 | 大腸癌研究会・全国登録2014年のデータを用いて,大腸癌取扱い規約第9版に準拠して表をupdateした。 |
152ページ | 図1,図2 | 大腸癌研究会・全国登録2014年のデータを用いて,図をupdate した。 |