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潰瘍性大腸炎の癌化・サーベイランスの研究

渡邉 聡明 (帝京大学 外科)

活動要旨

長期罹患潰瘍性大腸炎では癌合併のリスクが高いことが知られており、欧米を中心として癌発見のために定期的に大腸内視鏡検査を行うサーベイランスの重要性が指摘され、本邦でもサーベイランスの重要性が認識され、サーベイランスが行われている。しかし、サーベイランスに関しては、その対象、方法などに関して問題点も指摘されている。特に、生検組織の採取方法に関しては、欧米を中心として10cm毎に生検組織を採取するstep biopsyが行われているのに対して、本邦では有所見部からのみ生検組織を採取する狙撃生検の重要性が指摘されている。そこで本プロジェクトでは、サーベイランスの生検採取法に関して、step biopsyと狙撃生検の有用性を比較検討するためにprospectiveに臨床試験を行う。本研究は厚生労働省特定疾患「難治性炎症性腸管障害」に関する調査研究班の癌サーベイランスプロジェクト研究と共同で行う。臨床試験は2009年2月に大腸癌研究会の倫理審査で承認を得て、現在症例の登録が開始されている。

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