『SM癌の転移・再発アンケート調査』のご協力のお願い

「内視鏡摘除後大腸SM癌の転移・再発」について

大腸癌研究会「内視鏡摘除後大腸SM癌の転移・再発に関する多施設共同研究」
プロジェクト研究班
委員長 斉藤裕輔
副委員長 田中信治


拝啓
2013年1月より、「内視鏡摘除後大腸SM癌の転移・再発に関する多施設共同研究」プロジェクト研究を開始致しました。現在用いられております大腸癌治療ガイドラインは、初版出版から8年が経過し、その有用性・妥当性につきまして高い評価を得ております。しかし一方で、内視鏡摘除後の大腸SM癌に対して依然としてオーバーサージャリーがなされている、との問題点も指摘されております。その理由と致しまして、「仮に、経過観察を行い再発した場合、サルベージ治療を行うことで治癒、または予後の改善が可能か否か」が明らかでない事が挙げられます。本プロジェクト研究では、大腸SM癌に対して内視鏡摘除単独、または内視鏡摘除後追加腸切除を行い経過観察中に、局所・リンパ節や遠隔転移再発を来した例に対してサルベージ治療を行った場合、治癒、または予後の改善が得られるか否か、に関しましての調査を実施させて頂くことと致しました。本研究結果は、大腸SM癌の内視鏡摘除後の追加腸切除を行うべきか否かに関しまして大変重要なデータになるものと考えております。お手数をお掛けして恐縮ですが、ご協力の程宜しくお願い致します。

敬具

※本調査の実施にあたり、大腸癌研究会倫理委員会の審査・承認を受けております。


調査方法

以下の症例を対象に、1.病変の臨床・病理学的特徴、2.再発様式、3.追加治療内容、4.臨床経過、5.生命予後、につき調査します。


対象施設:大腸癌研究会参加全施設
対象症例:内視鏡摘除単独または内視鏡摘除後追加腸切除で治療を行った大腸SM癌のうち、2001年から2008年の間に再発した病変
調査項目の詳細: 前述した調査項目の詳細につきましてはダウンロードした [調査票エクセル]または[調査票ファイルメーカー]をご覧ください。
回答フォーム: [調査票エクセル]または [調査票ファイルメーカー]どちらかをダウンロードしてください。

研究の概要

詳しくはこちら

提出先・お問い合わせ先

大腸癌研究会「内視鏡摘除後大腸SM癌の転移・再発に関する多施設共同研究」
プロジェクト研究班事務局
広島大学内視鏡診療部 岡 志郎 E-mail:oka4683@hiroshima-u.ac.jp

提出期限

2014年3月末日

※本調査の実施にあたり、大腸癌研究会倫理委員会の審査・承認を受けております。
※本調査は患者さんの個人を特定する情報を含まない(連結化不可能匿名化)形式の、既存の資料(データ)を用いた後ろ向き研究です。「疫学研究に関する倫理指針(平成20年12月1日一部改正)」上



調査結果のご報告について


以上